農とクラフトフェア 〜じないマルシェ〜
富田林寺内町(じないまち)にて開催

平成23年11月26日(土)・27日(日) 10時〜16時 (26日は16時半よりバンブートーク) 雨天決行

主催:農とクラフト実行委員会

2011年09月19日

農とクラフトフェア 趣旨

富田林寺内町(じないまち)は、1558年に興正寺別院を中心として起こりました。
周囲には金剛葛城山脈、生駒山地があり、石川や東高野街道といった陸水運に恵まれて、林業、農業、酒造、木綿、加工、問屋業、等を主業として発達しました。
 また、職人町として、少しの志納金で安全に暮らせるシステムがとられた寺内町は、様々な職人文化も花開きました。
 時代は変わり、平成9年には住民組織(富田林寺内町をまもり・そだてる会)による長年の景観保存活動によって、国の重要伝統的建造物群保存地区(大阪では一地区のみ)にも選定されました。
 また平成20年には、住民・商業者・行政などからなる「富田林駅南地区まちづくり協議会」も発足。地域の課題を解決しながら、このじないまちの魅力を発信しようという動きもでてきています。

 山や木・竹、農と関連の深いこの歴史的な町で、「農とクラフト」を切り口に、衣食住を芸術、工芸、映像、音楽、遊び、語りを通して体感していただき、じないまち内外の方とともに、じないまちの魅力を(再)認識できる機会となれれば幸いです。


●第三回 農とクラフトフェフェア (年2回開催)

●開催日時
平成23年11月26日(土)・27日(日)  10時〜16時
 26日は16時半よりバンブートーク

●今回のテーマは、「竹 と 食」
 富田林およびその周辺は、竹の産地であり、竹加工業が発達し、生業とされている方も多くいる地域。特に「金剛すだれ」は、大阪府の伝統工芸に指定されています。
そのような、地元の自然をうまく利用し活用していたこれまでを踏まえ、縮小化し、竹林も放置されつつある今、「竹」そのものに光をあて、様々な竹の活用の可能性を探るプログラムを用意します。
また、竹やものづくり作家さんなどの手づくり市や、秋の恵みをいただく《じないマルシェ》も行います。


●内容
○ 竹でものづくり体験&竹アート
○ 竹やクラフト作家さんなどの手づくり市
○ 竹であそバンブー
○ じないマルシェ(食と農の市)
○ じないまち今昔語り
○ じない音町(おとまち)
○ じないまちクイズラリー&スタンプラリー
○ バンブートーク「竹の過去・現在・未来」26日16時半〜
など


【富田林寺内町界隈とは】

当地区は、大阪府内で唯一の重伝建地区「富田林寺内町(じないまち)」で知られるまちである。
寺内町とは16世紀中頃、京都興正寺の証秀上人が町衆と協力してつくった自治都市で、江戸時代以降は石川の水運を利用した商業地として発展した。最盛期には造り酒屋や木綿問屋など51職種149の店舗が軒を連ね、また興正寺別院や筆頭年寄の杉山家では能や浄瑠璃が興行されるなど、経済的にも文化的にも先進地として繁栄した。
現在でも、国指定重要文化財の旧杉山家住宅、大阪府指定文化財の仲村家を初めとする大商家の町家や三階蔵等の歴史的建物と共に、「河内名所図会」にも描かれている碁盤目状の七筋八町の町割、地形、土塁、竹林、環濠等によって、往時の面影を感じることができる。また、地区南側には、石川が流れ、対岸の山並みと共に、広がりのある自然豊かな風景を目にすることができる。
歴史ある寺内町と共に、富田林駅前から寺内町の間には、個性豊かで昭和レトロな雰囲気の残る商店街などもあり、多様な表情をもつまちでもある。

古くから南河内地域の中心的な市街地(いわゆる旧市街地)で、交通の結節点、玄関口としての役割を果たしてきたが、戦後、市内・周辺部でのニュータウン開発や、幹線道路を中心としたスプロール開発の進行により、周辺地域における中心性は低下。少子高齢化、人口減少、商業の衰退によるまちの空洞化等、全国の多くの旧市街地が抱える同様の課題に当地区も直面している。

 地域には、「住むまち」としての環境と町並み保存を目的とした地元組織『寺内町をまもり・そだてる会』や、2006年から毎月第二土曜に空き家を使ったイベントや3月の「雛めぐり」などを継続的に開催する、地域内外の女性有志からなる『一般社団法人富田林じないまち文化トラスト』、地域住民、商業者、まちづくり団体、行政など様々な主体のプラットホームである『富田林駅南地区まちづくり協議会』、空き家活用を進める『LLPまちかつ』等多様なまちづくり組織があり、ここ4,5年の間で特にまちづくり活動が盛り上がりを見せている。
その他、近年はコープラティブ住宅や、町家を使った工房・カフェ等も徐々に増えており、古くからの地域住民に新たな居住者、商業者、まちのファン等が加わり、多様な人々が生活し、活動するまちとなりつつある。
 
 このまちの特性として忘れてはいけないのは、その立地である。大阪の都心部から、近鉄南大阪線・長野線を利用して、約30分〜1時間の距離に位置する交通至便な場所といえる。(近鉄阿部野橋駅より約30分、JR大阪駅、地下鉄梅田駅より約50分)この郊外型のまちに、圧倒的な規模・数の歴史的建物が集積し、周囲を豊かな自然が囲む。初めて訪れた人は、その様子に驚きを感じることが多い。(実は、富田林市民の中にも、この地区に歴史的まちなみが残っていることを知らない人が多い。)
 都心でもなく、田舎でもない、「都市郊外」のまち。一見何の変哲もないまちのように聞こえるが、歴史、文化が集積し、他にはない確かな個性をもつ。

 寺内町がさまざまな人に愛される・楽しまれる町にもっとなりますよう。
posted by 農とクラフト実行委員会 at 00:23 | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。